イベリア航空、成田線を週5便に増便、訪日好調で-乗継需要増に期待

  • 2018年10月23日(火)

(左から)BA・IBのウィリアム氏、IBのムニョス氏、スペイン政府観光局のカステルトルツ氏、BA・IB日本地区旅客営業部本部長の井上さつき氏、日本・韓国・タイ地区支社長のモランバージャー氏  イベリア航空(IB)は10月21日、成田/マドリード線を週3便から週5便に増便した。これを記念して、IBとブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は22日に都内で記念レセプションを開催。IB欧州・中東・アフリカ・アジア地区営業責任者のセリア・ムニョス氏が挨拶に立ち、「IBは2年前からアジア路線を拡大してきた。成田線を週5便に増便したことで、さらに利便性が高まる」と述べ、マドリードへの直行便だけでなく、ヨーロッパ域内や南米への乗継需要の拡大にも期待を寄せた。

 ムニョス氏は本誌のインタビューに応え、増便の背景について説明。「2016年10月に週3便で運航を開始して以降、旅客需要は順調に拡大してきた。特にスペインからの訪日需要が高い成長を見せている」と明かしたうえで、日本とスペインはお互いに歴史や文化の価値を尊重する国同士であり、スペインは日本人旅行者に人気のデスティネーションになっていることから、「今後はさらに日本からのアウトバウンド需要の取り込みに力を入れていきたい」と付け加えた。

A330-200型機  同路線はビジネスクラス19席、エコノミークラス269席のA330-200型機で運航。増便により、座席供給量は60%以上増加し、19年には約15万席を提供することになる。ムニョス氏は「週5便化により、業務渡航での利用価値も高くなる」との認識を示し、マドリード以遠のネットワークとして、バルセロナ、グラナダ、セビリア、マラガ、バレンシアなどスペイン国内27都市のほか、ロンドン、リスボン、パリ、ローマ、フランクフルト、チューリッヒなどヨーロッパの主要都市やIBが強みとする南米への乗継が可能であることを紹介した。

 このほか、BA・IBアジア太平洋・中東地区支配人のロバート・ウィリアム氏も登壇し、「今回の増便により、共同事業のパートナーである日本航空(JL)とフィンエアー(AY)の運航路線も含めて日本/ヨーロッパ路線がさらに充実する」と強調。スペイン政府観光局日本・韓国・台湾地区局長のマジ・カステルトルツ氏は、「週5便化により日本とスペインとの距離がさらに縮まった」とコメントし、今後さらに両国の交流が発展することに期待感を表した。

 なお、成田/マドリード線の増便後の運航スケジュールは以下の通り。

▽IB 成田/マドリード線運航スケジュール(10月21日~)
IB6800便 NRT 12時20分発/MAD 18時35分着(月・水・金・土・日)
IB6801便 MAD 13時00分発/NRT 10時45分着※翌日(火・木・金・土・日)

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