週間ランキング、1位はANAの羽田/ウィーン線、CXの支店統廃合も

  • 2018年10月19日(金)

[総評] 今週の1位は、全日空(NH)による羽田/ウィーン線の就航でした。羽田に関しては、最近も日本航空(JL)が来年2月にマニラ線を開設すると発表したところですが、TC1、TC2に限ると新路線はしばらくなく、ましてやウィーンということで、注目が集まるのは当然と感じます。

 ましてや、と書きましたが、述べるまでもなくウィーンはフランクフルトやパリ、ロンドンなどと比べて2地点間の需要が少ないですし、そればかりか16年9月には採算性を理由としてオーストリア航空(OS)が撤退した路線です。

 OSはそのわずか10ヶ月後に復便を発表しており、果たして本当に運航に関わる収支だけが問題だったのかと疑問に感じる部分も残っていますが、それにしても採算が合わないという説明に多少の説得力がある路線ではあったわけです。その撤退から約2年しか経過していないなかでOSとNHで2便というのは、どこにそこまでの勝算があるのか是非ともお聞きしてみたく思います。

 また、羽田については先週も書きましたが、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて増枠の検討が進められています。仮に20年夏の運航開始を前提とすると、販売のリードタイムを考えれば来年後半には決まっていてほしいはずで、そうなると主要国の航空当局との交渉とさらにその先の航空会社への配分プロセスを考えれば残された時間はさほど長くないでしょう。

 きっと水面下では色々な動きがあるのだと思われますがなかなか見えてこず、トラベルビジョンとしてもこれから来年にかけて是非とも早めに進捗をお伝えできるよう、アンテナを高く張っていきたいと考えております。

 さて、今週は2位以下にも航空系で注目の話題が多くランクインしました。2位はキャセイパシフィック航空(CX)が日本の5支店を3支店に統廃合するという残念なニュースで、なんとなく寂しさを禁じえません。とはいえ、旅行業界としては支店と路線の二者択一であれば当然後者の方が重要であり、やむを得ないと受け止め、路線維持に向けてさらに販売に取り組むほかにはないでしょう。

 ただ、一方でこうした効率化は失職者の増加をもたらす気がするものの、最近は当サイトの求人広告欄でも航空会社からの出稿が多く、人が余っているのか足りていないのかどうもよく分からない状況です。

 従来よりも安い賃金で従来の1.5人分くらい働いてほしい、けれどもそんな人材はなかなかいない、ということだとすると噴飯ものと感じますが、実はその「従来」が現代の常識的には信じられないような待遇だった、というケースもあるかもしれず、このあたりもまだまだ不勉強だと実感します。

 このほか、5位にはチェジュ航空(7C)が成田からグアムへの定期チャーター便を運航する計画であることなどをお伝えした記事が入りました。グアムはユナイテッド航空(UA)の牙城であったわけですが、トランプリスクなどにより昨年から大きく座席供給量を減らしており、現在は戻しつつあるものの、同時に日本航空(JL)や7Cがシェア獲得に動いてきています。

 捨てる神あれば拾う神、といいますが、航空路線についても同じということでしょうか。

 その意味では、デルタ航空(DL)の撤退でオフラインとなったサイパンも、本当はスカイマーク(BC)の就航を早く発表して需要回復に努めたいところでしょう。しかし、こちらは先ほどの羽田同様に水面下では少しずつ前進しつつも大きな一歩はなかなか踏み出せていないようで、関係者はやきもきしておられる様子です。

 当初の話ではBCは今冬にチャーターを開始することになっていたはずですので、こちらもなるべく早く良いニュースをお届けしたいと願っています。(松本)

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