アリタリア、法人強化で長距離線に活路、羽田にも前向き

  • 2018年10月16日(火)

AZ COOのラッツェリーニ氏(右から4人目)。このほか駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ氏(同6人目)やAZとのコードシェアを開始する予定の全日空から取締役専務執行役員の藤村修一氏(同7人目)も参加 アリタリア-イタリア航空(AZ)は10月15日、東京の駐日イタリア大使館でレセプションを開催した。AZは経営難が続いていたが、CCOを務めるファビオ・マリア・ラッツェリーニ氏によると、今年は第3四半期まで好調に推移しており、旅客数やロードファクター、売上などがプラス成長。具体的には、例えば第3四半期の売上は前年比7.1%増、ロードファクターは1ポイント改善する見込みで、決算も黒字化する見通しという。

 ラッツェリーニ氏によると、業績好転は収益管理戦略の見直しに加えて特に法人需要の取り込みに注力していることも奏功。例えば、第3四半期におけるプレミアムエコノミーのロードファクターは6ポイント増、ビジネスクラスも4%増となっているという。

AZ客室乗務員は新ユニフォームも披露 法人需要対策としては、本社に専門の部署を設置したほか日本でも配置転換などにより陣容を強化。また、フィウミチーノ空港第3ターミナルに新しいカーサ・アリタリア・ラウンジを開設し、11月からは機内食でも新メニューを導入する計画だ。

 さらに長距離線の拡充にも意欲的で、ローマ/ワシントン線の就航も計画。同様に、日本路線でも羽田や関空について検討の対象となっているといい、特に羽田については航空当局間での協議によるものの、前向きな姿勢を示した。

※訂正案内(編集部 2018年10月17日10時12分)
訂正箇所:第1段落第1文
誤:10月22日

正:10月15日

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