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日本航空、7月の国際線旅客は9.6%増、国内線は0.9%増

  • 2018年8月26日

 日本航空(JL)の2018年7月の運航実績で、国際線の旅客数は前年比9.6%増の78万5389人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は6.7%、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は10.2%増で、利用率は2.6ポイント増の82.5%となった。

 方面別の旅客数は、座席供給量を約1割減らした「韓国」が2.0%減の4万9860人となった以外は前年を上回った。人数が最も多かったのは「東南アジア」で5.8%増の28万6818人。伸び率の1位は昨年9月から成田/メルボルン線のデイリー運航を開始した「オセアニア」で96.5%増の1万7607人となった。このほか、「ハワイ・グアム」が21.8%増の10万3464人、「中国」が11.8%増の14万3177人、「米大陸」が10.2%増の11万7163人と2桁増となった。

 利用率が最も高かったのは「中国」で、5.9ポイント増の91.7%と唯一9割台に。利用率の伸び率の1位は「韓国」で6.8ポイント増の87.3%だった。利用率が前年を下回ったのは「東南アジア」で、0.1ポイント減の80.3%となった。


 国内線の旅客数は0.9%増の290万7638人。ASKは1.1%減、RPKは0.5%増で、利用率は1.1ポイント増の72.0%となった。