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週間ランキング、1位はエアライン満足度、記事広告にも高い注目

[総評] 今週は、エイビーロード・リサーチ・センターによる「エアライン満足度調査2018」が1位になりました。毎年大変な人気ですのでまったく驚きはありませんが、全日空(NH)が11年ぶりに1位ということでその点でさらに注目されたのかもしれません。

 昨年は1位が日本航空(JL)、2位がNHということで逆転したわけですが、昨年の記事を読むとJLの1位は2007年の開始以来初めてであったと書いてありますので、NHの11年前の1位は記念すべき第1回調査であったことになります。

 視点を変えると、これまでの12回の調査で日系航空会社が首位となったのは最初と直近2回、合計3回だけということになり、海外のアンケートならばいざしらず、両社にとっては不甲斐ない結果が続いていたといえそうですが、ここに来て両社の評価が高まってきている背景も気になるところです。

 ちなみに、今週はちょうど火曜日から金曜日にかけて出張が入り、久しぶりにタイ国際航空(TG)の便に搭乗したのですが、往路は最新の機材であるA350型機であったため非常に快適(ワールドカップの日本対ベルギー戦もとても鮮明な映像をリアルタイムで視聴させてもらえました)であった一方、帰路は歴史あるB747型機で、同じ航空会社、同じ路線とは思えないほどの差を感じました。

 これは他の航空会社でも珍しい話ではないでしょう。◯◯航空は機材の当たり外れが大きい、などという口コミを目にすることもありますし、もはや仕方のないこととも思えます。

 とはいえ、満足度とは期待やコストと実際のサービスとのバランスによって左右されるわけで、一度満足して期待値が上がった後にそれが裏切られると落差はより大きくなります。例えば飲食施設でも、抜群に美味しい時とがっかりする時が入り交じる店が人気になるとも思えず、サービスの均質性の重要性を感じる機会となりました。

 また、今週はなんと上位10位以内に3本も記事広告がランクインしました。これまでも記事広告のアクセスが高くなる傾向は認識していましたが、このように複数が同時にランクインするともはや疑いようがないレベルです。

 以前も当欄で書いたことがありますが、旅行業界誌に出稿する広告主は旅行会社で働く皆様のお力に期待し、ともに成長をしていきたいと願っているものであり、その広告がこのように注目してもらえることは業界誌を運営する立場として大変嬉しく思います。

 航空会社や観光局からご出稿いただく機会が多いですが、例えば求人広告は旅行会社の皆様にも大変ご評価いただいており、きっとお役に立てる場面がありますので何かお困りの際は是非お声がけください(問い合わせフォーム)。(松本)

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