週間ランキング、1位はHISの働き方改革、ANAのハワイA380も

  • 2018年4月27日(金)

[総評] 今週の1位は、エイチ・アイ・エス(HIS)の働き方改革に関する記事でした。2位に入ったのは全日空(NH)がハワイ線に投入予定のA380型機についての詳細で、日系航空会社初のスーパージャンボですからこれも十分過ぎるほど注目度の高い話題であるわけですが、圧倒的な差がついての首位となりました。

 まあそうはいっても実際には驚きはないといいますか、予想通りの結果ではあります。あくまでイメージではあるものの、HISといえば「がむしゃら」「モーレツ」「無茶ぶり」「豪快」といった印象が強く、それが急成長を支えてきたとも感じられ、きっと読者の皆様も、そうしたなかでの働き方改革というギャップに興味をひかれたのではないでしょうか。

 創業当初のHISをリアルタイムで見聞きしたわけではありませんが、HISといえばベンチャーらしく業界の常識を疑い破壊する、暴れん坊のような存在として教わってきており、事実、大手旅行会社の古参社員とお話しする際に話題に出すと、今でもアレルギーのように拒絶反応を示される方もおられます。

 そのような前提で働き方改革を見ると、暴れん坊が生活習慣を改めようとしているように感じられ、どうもドラえもんの「きれいなジャイアン」が脳裏に浮かんでしまってしかたありません。ご存じない方は検索してみていただければと思いますが、要するに違和感がある、らしくないという話で、無礼は重々承知のうえながらご理解をいただける向きもおられるのではないでしょうか。

 しかし、ジャイアンがジャイアンとしてしか存在できない漫画の世界とは異なり、現実にはかつてモーレツが代名詞といわれた日本電産のように、働き方改革に取り組み変身を遂げてようとしている、あるいは成果を出している会社が数多くあります。

 旅行業は労働集約型産業といわれ、HISのように違法残業で会社や幹部が書類送検されていなくとも、同じように長時間労働が当たり前となっている会社も多いでしょう。スネに傷のない会社の方が少ないのではないでしょうか。働いている当人たちが納得したうえで望んでそうしているうちは良いのかもしれませんが、人材確保の意味でも生産性の意味でも、そのままで事業を存続させ成長させることは不可能といっていいはずです。

 「きれいなジャイアン」の冗談を笑えるのは最初から規則正しい生活をできている品行方正な人間だけで、その意味では私もまったく資格がありません。HISの強みの一つとして「売るといったら本当に売る」といったやりきる力が挙げられることがありますが、働き方改革も予想以上のスピードで実現するかもしれず、競合他社は手をこまねいて様子を見ていると痛い目にあう可能性もありそうです。

 むしろ「コンプライアンスは守りつつ、乱暴なほどのパワーや理不尽さをもって事業を進める」姿を想像すると、ビジネスの世界では「きれいなジャイアン」こそ最強なのではないかとすら思えてきます。(松本)

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