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訪日旅行のフリープラス、チャーターのステラジャパンに出資

  • 2017年12月24日

 訪日旅行の地上手配などを取り扱う大阪市の第2種旅行業者のフリープラスは、国際チャーター専門会社でスカイアンコール航空(ZA)などの日本地区総代理店を務めるステラジャパンに出資する。ステラジャパンが発行する、第三者割当による新株および無担保転換社債型新株予約権付社債を引き受けるもので、出資額などは非公開。役員1名をステラジャパンに派遣するとともに、2年から3年後の子会社化をめざす。

 フリープラスは16年からステラジャパンとの取引を開始し、ステラジャパンが企画する双方向チャーター便のうち、訪日旅行者の募集と国内の受け入れを担当。日本発の海外旅行者の集客については、ステラジャパンが旅行会社経由で実施してきた。今後は協働により、主にゴールデンルート以外の地方へのチャーター便を増やす考えで、ステラジャパンによれば、来年は40本前後を運航する予定。

 なお、今年の年末年始には、訪日向けにガルーダ・インドネシア航空(GA)による新千歳/広島/デンパサール間のチャーター便を1往復運航し、フリープラスが集客を担当する。そのほか3月には、ZA機をチャーターして山形、松本、新潟からカンボジアへの送客を計画しているという。