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アエロメヒコ加藤氏、「旅行会社に儲けを」、恒例イベント開催

  • 2017年12月18日

AM日本支社長の加藤氏 アエロメヒコ航空(AM)は12月14日、東京で旅行業界関係者を対象とした恒例の謝恩イベント「テキーラナイト」を開催した。AM日本支社長の加藤欣弥氏は冒頭の挨拶で、自社の増便によるデイリー化と全日空(NH)の就航を経ても「今年は2016年以上に売上を上げている」と好調さを強調。その上で、集まった関係者に対し「我々にとって根本にある原則は皆さんとともにあること」と語りかけ、さらなる関係の深化に意欲を示した。

 また、トヨタなどで実践されている三現主義(現場、現物、現実)に言及し、AMは四現主義であると宣言。これは、旅行会社の現場を常に意識すること、優れたスタッフを現物のプロダクトと捉えること、現実を重視すること、そしてさらに「現金」を加えたもの。

 加藤氏は旅行会社の重要性を繰り返し強調した上で、4つめの「現」を重視することによってパートナーである旅行会社に利益を確保してもらいながら自らも成長していきたい考えを示した。「現物」についても、名古屋に西日本担当の専任営業スタッフを置くなど体制を強化しているという。

 なお、会場では乾杯の挨拶にJTBビジネストラベルソリューションズ仕入販売部担当課長の高野雅巳氏が立ったほか、会の途中では提携を発表したばかりの日本航空(JL)路線統括本部国際提携部長から土橋健太郎氏が登場。会の途中では加藤氏が青、土橋氏が赤のはっぴを着用して協業への意欲をアピールした。