スクート、関空/ホノルル線は12月就航、LCC競争「勝算あり」

  • 2017年10月3日(火)

発表会見での記念撮影  スクート(TR)は10月3日、12月19日からシンガポール/関空/ホノルル線を週4便で運航すると発表した。高雄またはバンコク経由で合計週6便を運航している関空/シンガポール線を維持したまま開設する新路線で、就航時期は7月25日の発表では「来年6月末まで」としていた。日本・韓国支社長の坪川成樹氏は、記者会見で「ハワイは大きな潜在需要があり、十分に勝算がある路線」と強調し、「1年後を目処にデイリー化する」と意欲を示した。ロードファクターは85%をめざす。

 関空/ホノルル間については乗客の8割が日本発の観光客となる予想。残りの2割はシンガポール発やバンコク発、高雄発の乗客で、ハワイ発もわずかながら見込む。航空券の販売は、日本発の5割はリアルエージェント経由、残りの5割は直販やOTA経由となる見通し。直販やOTA経由の販売については、追加の受託手荷物や機内食などの付帯サービスを自由に組み合わせて購入でき、利用者の利便性が高いことから、「近い将来リアルエージェントよりも多くなるのでは」との考えを示した。

坪川氏  関空/ホノルル間については、6月末からエアアジアX(D7)がクアラルンプール線を延伸する形で運航しているところ。坪川氏は競合他社との差別化については、「圧倒的な料金(の安さ)で差別化をはかる」と語った。関空/ホノルル間の公示運賃は、エコノミークラスが往復2万7600円から、ビジネスクラスが往復12万9600円からとなっているが、10月4日から8日まで販売する特別運賃では、エコノミークラスを諸税込みで往復1万8000円とした。そのほかには、サービス面でも差別化する考えを述べ、TRの全機材で片道5米ドルから機内WiFiサービスを提供していることを紹介した。

 運航機材はスクートビズ18席、エコノミークラス311席、計329席のB787-8型機。なお、同社はスクートビズ35席、エコノミー340席、計375席のB787-9型機も保有しており、坪川氏は需要に合わせてB787-9型機を導入する可能性もあることを伝えた。

ヴァーレイ氏  記者会見ではそのほか、ハワイ州観光局局次長のミツエ・ヴァーレイ氏が登壇し、TRの就航に謝意を表明。「供給過剰により価格競争が始まらないよう、いろいろな形で新しく創造性の高い旅行商品が生まれてほしい」と語り、旅行会社に協力を求めた。加えて、旅行者のFIT化が進むなか、BtoCのマーケティングも強化していく方針を述べた。運航スケジュールは以下の通り。

▽シンガポール/関空/ホノルル線 運航スケジュール(12月19日~)

TR700便 SIN 10時45分発/KIX 17時30分着・19時25分発/HNL 07時30分着(月・火・土)
TR700便 SIN 09時55分発/KIX 16時55分着・18時50分発/HNL 07時00分着(金)
TR701便 HNL 09時35分発/KIX 14時00分着※翌日・15時10分発/SIN 21時10分着(月・火・金・土)

※訂正案内(編集部 2017年10月4日10時00分)
訂正箇所:1段落第1文
誤:スクート(TR)は10月3日、12月9日から・・・

正:スクート(TR)は10月3日、12月19日から・・・
お詫びするとともに訂正いたします。

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