セレブリティ、18年の日本発着で新規客取り込み-早期特典も

  • 2017年9月5日

▽RCIのフライ&クルーズも訴求、新造船が次々に

シンフォニー・オブ・ザ・シーズ(イメージ)   百武氏はそのほか、RCIのフライ&クルーズについても説明。「欧州やカリブ海、アジアなどの取り扱いは堅調に推移しており、特に3泊から4泊で参加できるアジアのコースでクルーズを初体験する人が多い」と話した。RCIは18年4月21日に新造船「シンフォニー・オブ・ザ・シーズ」(総トン数:23万トン、乗客定員:5494名)による地中海クルーズを開始する予定で、ミキ・ツーリストセールスチーフの荒井丈志氏は「全世界からの予約が好調」とした上で「需要が高いのでアロットメントは難しい。旅行会社の皆様にはFITでの販売に取り組んでいただきたい」と話した。

 アジアについては、18年はシンガポール発着の「マレーシアショートクルーズ3泊4日」などを実施。日本人コーディネーターを乗船するコースを設定し、フライ&クルーズの初心者や、日本発着クルーズ経験者などにアピールし、新規客の獲得をめざす。

 なお、説明会ではRCIが新たな客船クラス「クァンタム・ウルトラクラス(仮称)」の1隻目として、「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ(仮称)」の建造をこのほど開始したことを紹介。19年に就航し、中国などアジアに配船する予定という。なお、両船の詳細は現時点では未公開。