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日本航空、メルボルン線の運航開始、成田発初便はほぼ満席

  • 2017年9月3日

放水アーチをくぐり出発するJL機(写真提供:日本航空)  日本航空(JL)は9月1日、成田/メルボルン線の運航を開始した。デイリー運航で、使用機材はビジネスクラス38席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス88席、計161席のB787-8型機。成田発初便には159人が搭乗し、ほぼ満席となった。メルボルン発便は2日から運航を開始する。

 JLのメルボルン線就航は初めてで、豪州路線としては成田/シドニー線に続く2路線目。シドニー線とは異なる、午前中に成田を出発・帰着するスケジュールで運航することにより、旅行会社にとってはツアー造成の幅が広がる。同路線については、JLに加えて、同じワンワールドに属するカンタス航空(QF)が1日1便を運航している。

植木氏(同)  JLによれば、1日に成田で開催した就航記念セレモニーで代表取締役社長の植木義晴氏は、メルボルンが人口450万人以上を抱え、市内にはおしゃれなカフェやショップ、世界遺産を含む観光スポットが多数存在することを説明。郊外にはペンギンなどと触れ合えるフィリップ島なども存在する、魅力的な都市であることをアピールしたという。JLはレジャー需要とビジネス需要の両方を取り込み、ロードファクターは80%以上をめざす考え。

 セレモニーにはそのほか、国土交通省航空局航空ネットワーク部⻑の久保田雅晴氏、駐日オーストラリア大使のリチャード・コート氏、オーストラリア政府観光局日本局長のジョー・ナカザワ氏、ヴィクトリア州政府駐日代表のアダム・カニーン氏なども出席し、就航を祝った。なお、JLは今月15日には、約7年ぶりとなる成田/コナ線の運航再開を予定する。