旅人舎の破産、負債総額は2社計で2.4億円超に

  • 2017年8月7日(月)

 東京商工リサーチ(TSR)によると、このほど東京地方裁判所から破産開始決定を受けた東京の第1種旅行会社の旅人舎と、その関連会社で同名の第3種旅行会社の旅人舎(旧社名:クオリアス)の負債総額は計2億4286万円となった(関連記事)。第1種の旅人舎が債権者51名に対し2億4000万円、第3種の旅人舎が債権者21名に対し286万円。第3種の旅人舎の債権者のうち約10名は旅行を申し込んだ一般消費者。第1種の旅人舎に一般の被害者はなかった。

 旅人舎はマップ・インターナショナルで取締役、同社から分社化したアクロス・トラベラーズ・ビューローで代表取締役を務めていた濱谷雅之氏が2001年に設立。中国や東南アジア、中南米のパッケージツアーや航空券を販売しており、ピークとなる2009年9月期の売上高は約18億5000万円に上った。

 しかし、米国同時多発テロ事件やSARSの影響などにより設立当初から赤字続きで、14年9月期の売上高は約11億3200万円にまで減少。リピーター向けのツアー販売などで一時は持ち直したものの、欧州でのテロ事件などにより再び売上高が減少し、今年の3月24日付で日本旅行業協会(JATA)を退会していた。

※訂正案内(編集部 2017年08月17日18時05分)
記事の内容に誤りがあったため、一部を削除いたしました

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