エールフランスが新会社設立へ、ミレニアル世代向け

  • 2017年7月24日

新会社のロゴ 運航機材(イメージ)  エールフランス航空(AF)は7月20日、新航空会社「Joon」の設立を発表した。AFによると「Joon」はLCCではなく、「AFならではのプロダクトとサービスを提供する「ライフスタイルブランド」の航空会社。今秋からパリのシャルル・ド・ゴール空港を拠点に中距離路線を運航し、18年夏からは長距離路線も運航する。CEOにはエールフランスKLMグループでレベニューマネージメントやネットワーク部門などを経験したジャン・ミシェル・マチュー氏が就任した。

 ターゲットは18歳から35歳までのミレニアル世代で、運航機材はA320型機、A340型機、A350型機を想定。今後は9月を目途に就航地や運賃、サービス、プロダクトなどの情報を公開する。同グループは昨年11月に発表した成長戦略で、拡大を続ける中東系航空会社などに対抗するため、新会社を設立する方針を明らかにしていたところ。