海外事故発生率、16年度は3.4%-「無制限プラン」に注目

  • 2017年7月9日(日)

 ジェイアイ傷害火災保険が7月7日に発表した「2016年度海外旅行保険事故データ」によれば、16年度の事故発生率は前年比0.2%ポイント減の3.4%となった。同社の保険加入者のうち、29人に1人が何らかの事故に遭遇したことになる。調査は1996年から実施しており、今年で22回目。事故の件数は開示していない。

 最も件数が多かった項目は、怪我や疾病の治療費用や搬送費用などを補償する「治療・救援費用」で2.5ポイント増の51.5%となり、唯一前年を上回った。2位は手荷物の盗難や破損などを補償する「携行品損害」で1.6ポイント減の30.9%、3位は航空機の遅延や欠航、ロストバゲージなどを補償する「旅行事故緊急費用」で0.2ポイント減の13.7%となった。上位3位で全体の96.1%を占めており、順位は06年以降変わっていない。

 地域別では、欧州は「携行品損害」、アジアやオセアニアは「治療・救援費用」、グアムとサイパンは「旅行事故緊急費用」の割合が昨年と同様に高かった。同社によれば、欧州は荷物の積み替えがある経由便を利用する場合が多いことから、スーツケースの破損が相次いでおり、スリなどによる盗難被害も多いという。アジアについては衛生環境が悪い地域が多く、気候も日本と大きく異なるため、腹痛や風邪などが発生しやすいとしている。

 治療・救援費用の保険金支払いが1000万円を超えたケースは前年比4件減の7件で、最高額はカナダのホームステイ先で脳炎で倒れた加入者に支払った3890万円だった。300万円以上のケースは7件減の70件で、内訳は64歳以下が43%、65歳以上が57%。65歳以上の高額補償の発生率は64歳以下の約4倍という。

 なお、治療・救援費用の保険金額について無制限のプランを選択した保険加入者は、2.8ポイント減の45.9%で半分以下に。ただしインターネット契約や企業包括契約以外の、旅行会社の店舗などで保険に加入した場合に限ると、3.6ポイント減の70.3%が無制限プランを選択したという。同社では、旅行会社の販売担当者がテロ事件や感染症などを念頭に置き、高額な医療・搬送費用に対応するための無制限プランを旅行者に勧めていることが背景にあると見ている。

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