ユナイテッド、「ポラリス」搭載のB773ERを成田/NY線に

  • 2017年7月4日

「ユナイテッド・ポラリス」  ユナイテッド航空(UA)は7月4日、長距離国際線用の新たなビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」を搭載したボーイングB777-300ER型機を、10月29日から成田/ニューヨーク(ニューアーク)線でも使用すると発表した。UAは6月15日に、「ポラリス」を搭載した同型機を成田/サンフランシスコ線に導入したところ。

 そのほか、今後は8月3日から台北/サンフランシスコ線、9月8日から北京/サンフランシスコ線、10月5日からサンフランシスコ/フランクフルト線でも使用を開始する。UAは2017年中に14機のB777-300ER型機を就航させる予定。その後も追加発注した4機を導入する。

 B777-300ER型機には60席の「ユナイテッド・ポラリス」を搭載。座席は最大約2メートルのフルフラットシートで、全席から直接通路にアクセスできるよう配置している。キャビン中央の座席は電動式の「プライバシーディバイダー」で仕切ることが可能。寝具は米国の百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」と共同開発したオリジナル製品を使用している。

 なお、すでにシカゴ・オヘア国際空港でオープンしている「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」は、18年までにロサンゼルス、サンフランシスコ、ヒューストン、ニューアーク、ワシントン・ダレス、成田、香港、ロンドン(ヒースロー)でも順次オープンする予定。