日本航空、メルボルン線は業務渡航などに期待-コナ線も勝算

  • 2017年6月19日(月)

牧野氏  日本航空(JL)路線統括本部路線計画部で国際路線計画グループマネージャーを務める牧野圭亮氏は、このほど本誌の取材に応え、9月から1日1便で運航する成田/メルボルン、コナ線の戦略について語った。1日からのメルボルン線については、観光に加えてビジネス需要の取り込みにも注力する考え。「シドニーに次いでビジネス客を確実に取れる就航地」としてメルボルンを選んだことを説明した。

 日本とオーストラリアは2015年に日豪経済連携協定(EPA)を発効しており、メルボルンには多くの日本企業が進出しているところ。「経済界からも日本の航空会社に就航してもらいたいという要望があった」と、牧野氏は背景について説明した。また「オーストラリアからの訪日需要は強く、メルボルン線を支えてくれる」とも語り、レジャー・ビジネスともに年間を通して安定した需要が見込めるとの見方を示した。需要の割合については日本発とオーストラリア発が半々となる見通し。

 同路線については現在、カンタス航空(QF)が1日1便で運航中。牧野氏は、QF便の成田の発着時間が夜であるのに対し、JL便は午前中となることなどを説明した上で、「JLとQFで1日2便を運航することになるが、収益を確保できると見ている」と語った。「JAL SKY SUITE」を搭載した、ビジネスクラス38席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス88席のボーイングB787-8型機を投入し、サービスの差別化もめざすという。

 JLとQFは同じワンワールドのメンバーで、2社はQFが運航するシンガポール/メルボルン線などでコードシェアを実施しているが、日本路線では実施していない状態。牧野氏は「QFとは今後どのように協力していくかを検討していきたい」と語り、共同事業の可能性については「日豪間におけるQFのシェアが大きいためハードルが高く、当分はない」と話した。ちなみにJLはジェットスター航空(JQ)とは、JQが運航する成田/ゴールドコースト線などでコードシェアを実施している。

 なお、日本を含むアジア/豪州線については、昨年からクイーンズランド州政府観光局が、路線誘致のための専用予算として約30億円を投資しているところ。牧野氏は今後の豪州線の展開について「市場の伸び率の高さや国土の広さなどから、(他地域にも)直行便を飛ばすメリットはある」との見方を示すとともに、「収益性の確保が判断のポイントと考えており、今後の需要の伸びを見ていきたい」と語った。

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