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東武トップ、4月の海外は15.6%増、3ヶ月連続の増加

  • 2017年6月14日

 東武トップツアーズの2017年4月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比15.6%増の19億6516万円となり、3ヶ月連続で前年を上回った。得意とする団体旅行は、教育旅行が60.6%増、一般団体が27.5%増とともに前年を上回り、全体では34.5%増となった。

 個人旅行は、他社企画商品が3.2%増となったものの、自社企画商品が23.1%減と大きく減少し、企画商品全体では1.0%減。各事業所が企画した「旅行企画商品」については公表していない。航空券の単品販売などの「その他の個人旅行」は0.7%減だった。

 取扱人数は全体では8.1%増となり、このうち団体旅行は30.4%増だった。方面別では、取扱規模が小さかったシンガポールが大型団体を取り扱ったことにより969.6%増となったほか、台湾が201.0%増、香港が66.7%増、ハワイが41.9%増、韓国と北米が24.6%増、中国が21.2%増、グアム・サイパンが15.5%増、大洋州が14.0%増、タイやベトナムなどの「その他アジア」が0.4%増とそれぞれ前年を上回った。

 個人旅行のうち、企画商品の取扱人数は11.9%減だった。全体では2桁源となったものの、シンガポールと香港はそれぞれ180.0%増、78.6%増と大きく前年を上回った。

 なお、国内旅行の取扱額は5.1%減の71億200万円、訪日旅行の取扱額は36.6%増の5億4632万円で、その他の事業を加えた総取扱額は前年並みの98億333億円となった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。