ヒルトン、社名を改称、会員プログラムも

  • 2017年3月7日

 ヒルトン・ワールドワイドは3月6日、社名を「ヒルトン」に改称した。今年1月に不動産事業とタイムシェア事業を分社化したことに伴うもので、同社は改称にあたり「これまで以上に簡素化・集中化されたホスピタリティ企業となり、今後ますます成長していくことを象徴するもの」とコメントしている。すでに2月には会員プログラム「ヒルトンHオナーズ」も「ヒルトン・オナーズ」に改称し、新たなサービスを順次追加している。

 2月からはヒルトン・オナーズのポイントを宿泊の支払いの一部に使用可能にしたほか、今月からはダイヤモンド会員を対象に、同社を1年間利用しなかった場合でも会員資格を1回のみ延長できるようにした。4月からは最大10名までポイントを無料で合算できるようにするほか、今年の半ばからは米国の「Amazon.com」での商品購入にポイントを使用できるようにするという。