千葉県第3種の新三昌トラベルが破産開始決定、負債3.5億円

  • 2016年10月26日(水)

 東京商工リサーチ(TSR)によると、千葉県市原市の第3種旅行業者の新三昌トラベルは10月12日、千葉地方裁判所から破産開始決定を受けた。負債額は3億4800万円。大手旅行会社の販売代理店として個人向けにインターネットで旅行商品を販売していたほか、地元企業などをターゲットに団体旅行の手配などをおこなっていたが、近年は海外の情勢不安などもあり業績が低迷していたという。

 同社の設立日は2009年2月20日で、資本金は500万円。12年9月期の売上高は6億1500万円に上ったが、売上不振により15年9月期には4億2355万円にまで落ち込んでいる。

 同社は全国旅行業協会(ANTA)の会員企業で09年4月頃に入会。ANTAは10月17日にウェブサイトで同社が営業を停止していること、ANTAに弁済業務保証金分担金60万円を納付しており利用者への弁済限度額が300万円であることなどを説明するとともに、債権の認証申出の受付を開始している。最初の申出は24日に受理しており、2ヶ月後の12月23日まで受け付ける。

 ANTAによれば、同社は破産手続きの開始について、すでに弁護士を介して債権者に報告。ANTAには団体客からの問い合わせなどがあったものの、数は少なかったという。

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