スクート、新千歳/シンガポール線開設、新千歳発初便は72%

  • 2016年10月4日

 新千歳空港で開催した記念式典の様子。左から3番目が坪川氏  スクート(TZ)は10月1日、新千歳/台北(桃園)/シンガポール線を開設した。火・木・土曜日の週3便で運航するもので、使用機材はスクートビズ21席、エコノミークラス314席のボーイングB787-8型機。TZによれば、新千歳発の初便には244名が搭乗し、搭乗率は72.8%だった。シンガポール発初便の搭乗率は不明だが、桃園/新千歳間については295名が搭乗し、搭乗率は88.1%だったという。

観光関係者が横断幕で訪日客を出迎えた TZは成田と関空からも、台湾やバンコク経由でシンガポール線を運航しており、新千歳線の就航で日本/シンガポール間の運航便数は週23便となった。同社日本・観光支社長の坪川成樹氏は就航に際して「訪日客が1都市にとどまらず3都市を自由に旅行できるようになる。アジアと日本の双方のお客様にご満足いただけるよう、さらにサービスを充実させていきたい」とコメントを発表している。

 なお、同社では新千歳線の就航を記念して、全路線対象の特別運賃を設定。旅行期間は17年2月1日から10月28日までで、例えば新千歳/桃園線のエコノミークラスは片道7000円とした。販売期間は10月9日まで。