イベリア航空、18年振りの日本就航に意欲-4社JVに期待

  • 2016年9月11日(日)

(左から)IB日本支社長のジョンティ・ブルナー氏とサンサビーニ氏。インタビューは昭和初期に建てられたスパニッシュ様式の洋館「小笠原伯爵邸」でおこなった  このほど来日したイベリア航空(IB)最高統括営業責任者のマルコ・サンサビーニ氏は本誌のインタビューに応えて、10月19日に約18年ぶりの再就航を果たす成田/マドリッド線について抱負を語った。日本/スペイン間で定期便が運航されるのは、IBが1998年に同路線から撤退して以来初めて。当面の目標としては、まずはレジャー需要の確実な取り込みなどに注力し、「週3便の運航を軌道に乗せて、週5便、週7便へと増やしていきたい」という。使用機材はエアバスA330-200型機で、座席数はビジネスクラス19席、エコノミークラス269席の計288席。成田発便は月曜日、水曜日、土曜日に運航する。

 サンサビーニ氏は当面の需要については3分の2が日本発、3分の1がスペイン発と予想。日本発については「大多数がレジャーになる」との見方を示した。日本の旅行会社の反応については、2015年の訪西日本人旅行者数が26.6%増の60万1000人と好調に増加していることを説明した上で、「非常にいい。関係者からは『今こそ再就航すべき時』と熱狂的に歓迎されている」と強調。具体的な予約状況は明らかにしなかったものの、「年頭に再就航を発表したことで、日本の関係者と早くから準備を進めることができた。旅行会社のツアーも個人旅行者も堅調で、大いに期待できる」と述べた。

 ビジネス需要の獲得に関しては、18年前の撤退時を振り返り「当時はターゲットとなる法人はいたものの、コストやサービスの面で利用者を満足させられなかった」とコメント。しかし近年はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)との経営統合を進め、大幅なコスト削減やサービス強化などに努めたことで、訴求力を獲得したと主張した。運航再開と同時に開始するBA、日本航空(JL)、フィンエアー(AY)とのジョイントベンチャー(JV)についても「協働により大幅にビジネス需要を取り込めるのでは」と期待を寄せた。

IBのA330型機  サービス面については、フルフラットシートを導入しプライバシーにも配慮したビジネスクラスシート、米国のフライトスタッツ社の調査で15年の世界第2位に輝いた高い定時到着率などをアピール。そのほか、日本人向けには機内で和食や日本語のエンターテイメントを提供すること、複数名の日本人客室乗務員が搭乗すること、マドリッドのバラハス空港に日本語話者のスタッフを配置することなどを紹介し、充分な体制で臨むことを説明した。

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