「星のや」が初の東京開業、星野氏「旅館の世界進出を」

  • 2016年7月20日(水)

星のや東京の外観。入口前には広場を配した  星野リゾートは7月20日、日本旅館「星のや東京」を開業する。15日のメディア内覧会で登壇した同社代表の星野佳路氏は、「世界で通用する日本旅館を完成させることが我々の使命」と強調した上で、星のや東京を「世界に日本旅館を発信していくための大切な拠点」と説明。「東京がうまくいく姿を見せれば、世界に進出できる」と語り、ニューヨークやロンドン、パリなど世界中の大都市への進出にも意欲を示した。

「桜」の部屋。星のやオリジナルの「畳ソファ」を配した  星のや東京は地下2階・地上17階建てで「塔の日本旅館」をコンセプトに設計。客室数は全84室で、定員2名・面積約50平方メートルの「桜」「百合」と、定員3名・約80平方メートルの「菊」の3種類を設けた。各階の客室数は6室で、中央に宿泊者が自由に利用できる「お茶の間ラウンジ」を用意。選任のスタッフが日本茶や菓子、酒類、軽食などを提供する。

お茶の間ラウンジ。専任スタッフの「お茶の間さん」が朝7時から夜8時頃まで常駐する  旅館の1階では靴を脱いでもらうことで、日本の旅館らしさをアピール。1階には七夕飾りなど、季節に合わせた飾りを置くスペースも設けた。このほか、スパやフィットネス施設、ダイニングルーム、カンファレンスルーム、館内で利用する食器などを販売するコーナーも用意。17階には宿泊者のみが利用できる、大手町温泉の湯を引いた露天風呂も設けた。

 「星のや東京」のターゲットは国内外の旅行者。星野リゾートによれば、宿泊者に占める日本人と外国人の比率についてはまだ見通しが立っていないが、開業前の予約状況を見ると、「星のや」のリピーターなどの日本人が、外国人よりも多いという。今後は2、3年後を目途に日本人と外国人の比率を5対5にしたい考え。

星野氏  星野氏は「いろいろな国から集客することがリスクの分散に繋がる」と説明。国ごとに長期休暇や連休の時期が異なることを踏まえて、さまざまな国々から集客することで、需要の安定化をはかる考えを述べた。販売は同社の公式ウェブサイトでの直販がメインだが、旅行会社経由でもおこなう予定。

 そのほかに星野氏は「星のや東京」のスタッフがすべて正社員であり、同社の他の旅館と同様に、1人でさまざまな業務をこなす「マルチタスク化」をはかる方針を示した。「西洋式のホテルは料飲やフロント、会計など部門ごとに別れており、縦割りで非効率」だが、スタッフがマルチタスク化すれば、清掃作業などの外注費を削減でき、業務中の空き時間なども活用できることで、収益率を向上させることができるという。


※「星のや東京」については近日中にフォトニュースで紹介

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