トルコでクーデター未遂、外務省は渡航中止要請-各者の対応

  • 2016年7月19日(火)

 トルコのイスタンブールや首都のアンカラなどで現地時間の7月15日夕方、軍部による反乱が発生し、未遂に終わったものの多くの死傷者を出した。現地からの報道によれば、死者は一般市民を含めて290人超、負傷者は1400人超とされており、兵士数千人を含む7500人以上が拘束されたと伝えられている。トルコ政府は、米国に亡命中の宗教指導者のフェトフッラー・ギュレン氏の支持者がクーデターを企画したと主張しているが、ギュレン氏は関与を否定している。

 外務省は19日午前の時点で「情勢は依然として不安定」として、今後も大規模かつ過激な集会がおこなわれる可能性があることを説明。トルコに滞在中の日本人には、状況の推移を注視するとともに、外出時には集会やテロの標的となりやすい政府関連施設などに近づかないように呼びかけている。また、トルコへの渡航についても「現在の状況下においては極力止めてください」と要請している。

 ジェイティービー(JTB)、エイチ・アイ・エス(HIS)、阪急交通社、KNT-CTホールディングス、日本旅行はそれぞれ本誌の取材に対し、反乱の発生時にトルコを訪問していたパッケージツアーや団体はなかったことを説明した。6月28日にイスタンブールのアタテュルク国際空港で自爆テロ事件が発生したことなどもあり、すでに需要が落ち込んでいることから、各社とも今回の事件によるキャンセルなどの影響は軽微との見通しを示している。各社ともに直近で出発を予定しているツアーはなく、商品数自体も少ないという。

 ツアーのキャンセルについては、JTB、HIS、阪急交通社、日本旅行は通常通り取消料を収受。近畿日本ツーリスト個人旅行はパッケージツアーの造成を取りやめており、商品を販売していない。

 なお、JTB、HIS、阪急交通社、日本旅行については、TKを使ってイスタンブールで乗継する利用者がいたが、このうちJTBとHIS、阪急交通社は他の航空会社への振り替えなどを実施。日本旅行については、16日に欧州からイスタンブール経由で関空に戻る個人旅行者2名がアタテュルク空港で足止めとなったが、翌日のTK便で帰国したという。

 ターキッシュエアラインズ(TK)は、15日に日本を出発したイスタンブール/成田、関空線については、行き先をアンタルヤ国際空港に変更。16日は日本発着の全4便を欠航し、17日には同空港が営業を再開したことから、日本発着便の通常運航を再開した。17日までの運航便については無料でキャンセルや便の変更に対応。18日以降は通常通りの対応に戻している。今回の事件によるキャンセル数などは明らかにしていない。

 トルコ大使館文化広報参事官室は本誌の取材に対し、すでにアタテュルク国際空港が通常の状態に戻り、TKの日本便も運航を再開していることを説明。「観光に関しては正常な状態に戻りつつある」と強調し、今後もプロモーションを継続する方針を示している。

※訂正案内(編集部 2016年07月19日15時20分)
・訂正箇所:第4段落第2文
誤:KNT-CTホールディングス

正:近畿日本ツーリスト個人旅行
お詫びするとともに訂正いたします。

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