ブランドUSA、18年に映画2作目、自然の次は都市テーマに

  • 2016年6月26日(日)

ガジリ氏 (ニューオーリンズ発:本誌 人長紘子)ブランドUSAチーフ・マーケティング・オフィサーのトーマス・ガジリ氏は、このほど米国のニューオーリンズで開催されたIPW(インターナショナルパウワウ)の会場で本誌の単独インタビューに応え、2018年2月にブランドUSAの提供による2作目の映画を公開する計画を明らかにした。ブランドUSAは米国の国立公園制度100周年を記念し、今年2月から映画「アメリカ・ワイルド」を全世界で公開しているところ。新たな映画は「Urban(都市の)」「Culture(文化)」「Music(音楽)」などをテーマとし、1作目と同様に全世界で公開するという。

 ブランドUSAは以前より「大自然」や「都市での体験」などに焦点を当てて、全世界向けのプロモーションを実施。16年は「ALL WITHIN YOUR REACH(旅の楽しみはすべてここに)」をテーマに、ゲートウェイとなる都市と、以遠の大自然の両方を1度に訪問する旅行を訴求している。ガジリ氏は新たな映画について「大自然を舞台にした1作目の映画を補完する作品として、展開中の広告キャンペーンと同じく、大自然と都会での体験を1度に訪問する旅行を訴求していく」と説明した。

IPWの商談会会場   ガジリ氏はこのほか、ブランドUSAがIPWで発表した、18年までに中国人の旅行者数が日本人を上回り、海外からの訪米者数で2位に浮上する予想についてコメント。「ブランドUSAの最大の目標は、21年までに世界からの訪米者数を1億人に引き上げること」と述べ、日本市場については「例え順位が変わろうと、重要性は変わらない」と強調した。加えて「日本は成熟したマーケット。ゲートウェイをすでに知っている人が多いので、ゲートウェイ以遠を訴求するには最適」と説明した。

 日本と米国の両政府がこのほど、羽田/米国線の昼間枠の開設について合意したことについては、「昼間枠が開設されれば、地方からの旅行者の明らかな増加が期待できる」と話し、今後は地方でのプロモーション活動を強化する考えを示した。具体的には、地方の旅行会社を対象としたセミナーや、FAMツアーなどをおこないたいという。

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