「クルーズフェスタ」開幕、市場拡大に向け多業種が協賛

  • 2016年5月22日(日)

飛鳥II内でおこなわれた前夜祭の様子  クルーズフェスタ実行委員会は5月20日、横浜港に寄港中の「飛鳥II」の船内で、5月21日と22日に東京の晴海客船ターミナルで初開催される「クルーズフェスタ2016」の前夜祭を実施した。同イベントは消費者に新しい休暇の過ごし方としてクルーズ旅行を提案するもので、「高い」「長期間」「退屈」といったイメージの払拭をはかることで、市場の拡大や地方の活性化をめざす。旅行会社や航空会社をはじめ、保険会社やメーカーなどさまざまな企業が協賛するほか、国土交通省や観光庁、東京港湾局、日本旅行業協会(JATA)などが後援する。

(左から)保木久美子氏と湯川智子氏  本誌などの取材に応えた、同委員会実行委員長で「クルーズ・コンシェルジュ」としてラジオ番組にも出演する保木久美子氏は、旅行業界に加えて、カメラ会社やカード会社などの他業種とコラボレートすることで「今までと異なるアプローチをしたかった」と説明。「クルーズという1つのムーブメントを起こしていきたい」と意欲を示した。

 同氏は「クルーズ需要はアウトバウンド、インバウンド双方にある」と語り、日本人については「色々な国の人々と生活をともにする船内の経験を通して、グローバルスタンダードを体験して欲しい」とコメント。訪日外国人については、日本への寄港増による地方の活性化に期待を寄せた。今後は地方での開催を視野に、継続してイベントをおこなっていきたい考え。

三菱ケミカルホールディングス取締役会長の小林善光氏  クルーズフェスタは保木氏と、イベントの企画・運営をおこなうサピエント代表取締役社長で経済同友会幹事を務める湯川智子氏が昨年から計画を練り、実現に向けて活動していた。計画に賛同した、経済同友会代表幹事で三菱ケミカルホールディングス取締役会長の小林善光氏など17名が、今年の1月に「クルーズ振興を通して日本を活性化する会」を立ち上げ、イベントを支援している。

 開会式で登壇した小林氏は、5月19日に政府が産業競争力会議を開催して「日本再興戦略2016」の素案を発表したことを紹介。「訪日クルーズ旅客2020年500万人に向けたクルーズ船受入の更なる拡充」として、受入環境の整備をおこなう旨が明記されていることに触れ、「クルーズ振興はまさに国策になった」と重要性を強調した。また「日本における休暇取得の促進が続くなか、クルーズ旅行はさらに身近になっていくだろう」との見通しを示した。

 同会のメンバーであるエイチ・アイ・エス(HIS)代表取締役会長の澤田秀雄氏は、本誌などの取材に応え、同社のチャータークルーズの実績を踏まえ、振興策として「まずはお客様に乗ってもらうこと。1度乗れば良さが分かり、リピーター化する傾向にある」と語った。加えて、客船にはラグジュアリー船、プレミアム船、カジュアル船などさまざまな種類がある旨を説明。家族旅行では子供向けの遊戯施設などが充実したカジュアル船を選ぶなど「状況にあった客船で楽しんでもらえれば、クルーズ旅行はもっと広がる」と語り、今回のイベントに期待を示した。

前夜祭にはアメリカン・エキスプレスの上級会員やメディアなど240名が参加。保木氏とファッションディレクターの干場義雅氏によるトークショーもおこなわれた  クルーズフェスタでは、クルーズをテーマにしたファッションショーとトークショーを組み合わせたイベント「クルーズスタイル」を実施。タレントのパンツェッタ・ジローラモさんなどが出演する。また、初代「飛鳥」のチーフパーサーを務めた藤田萬世氏や、飛鳥IIにゲストシェフとして乗船した経験を持つ、イタリア料理店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務氏などが講演をおこなう。このほか、クルーズに関する展示や、寄港地にちなんだ物産品の販売、「クルーズ船から見える満天の星空」をテーマにしたプラネタリウムなども用意した。

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