ハワイアン、羽田深夜枠でコナ線就航へ、冬ダイヤで

  • 2016年5月16日(月)

 米国運輸省(DOT)はこのほど、米国側が保持する羽田の深夜早朝枠1日1便について、ハワイアン航空(HA)が申請した羽田/ホノルル、コナ線に割り当てることを決定した。週4便をホノルル線、週3便をコナ線のそれぞれ直行便に充てる。今年2月の羽田/米国線昼間枠の開設合意に伴い、DOTは米国側が有する昼間枠5便と深夜早朝枠1便について路線計画を募集したが、深夜早朝枠を申請したのはHAだけで、同社はDOTに早期配分を要請していた。

 HAの要請については、アメリカン航空(AA)は「反対しない」としたものの、ユナイテッド航空(UA)とデルタ航空(DL)はDOTに反論の文書を提出。HAが、第1希望として昼間枠で週7便のホノルル線、第2希望として昼間枠で週4便のホノルル線と週3便のコナ線、第3希望として深夜早朝枠でホノルル線とコナ線を申請したことに対し、UAとDLは「昼間枠と深夜早朝枠は切り離して考えるべき」などと反対していた。

 今回発出した文書でDOTは、HAだけが深夜早朝枠を申請したことについて述べた上で、「これ以上の手続きは必要ないと判断した。早期に配分することが米国の公益につながる」と説明。HAは10月30日から同枠を利用することが可能となった。10月30日から90日以内に就航することが条件で、就航後も90日以上連続で運航をおこなわない「休眠状態」となった場合は、規定により枠は自動的にDOTへ返上される。

 今回の配分に対して、HA代表取締役兼CEOのマーク・ダンカリー氏は「我々、消費者、コナの経済にとって素晴らしいニュース」とコメント。コナでの消費増に期待を示した。

 なお、日本側が保持する羽田枠については、国土交通省が全日空(NH)に昼間枠3便と深夜早朝枠1便、日本航空(JL)に昼間枠2便を配分したところ。NHはすでに、現在運航しているロサンゼルス線とホノルル線に加え、ニューヨーク線とシカゴ線を就航する計画を発表している。

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