HIS、上期業績予想を下方修正-クルーズ船で特損計上

  • 2016年4月25日(月)

 エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、昨年12月に公表した2016年10月期第2四半期の連結業績予想を下方修正した。売上高は当初発表比6.9%減の2570億円、営業利益は24.5%減の83億円、経常利益は57.5%減の51億円に修正。純利益については、連結子会社のTEN BOSCH CRUISE PANAMA社が所有するクルーズ船のオーシャンローズ号に関して減損損失35億800万円を特別損失に計上することで、当初予想の58億円の黒字を20億円の赤字へと修正する。同社によれば、上期として最終赤字を計上するのは上場以来初めて。

 オーシャンローズ号については長崎/上海間を結ぶために保有したが、尖閣諸島問題などにより現在は運航を中止している。そのほか、昨年11月のパリでの同時多発テロ事件の影響が想定よりも長期化していること、雪不足により国内のスキーバスツアーの集客が減少していること、中国経済の減速により訪日中国人旅行者の購買商品が変化していることなどを勘案した。通期予想の数値については、九州地震の影響額も含めて精査中としている。

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