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バス事故のトップトラベルサービスが54日間の業務停止へ、18日に聴聞

  • 2016年3月10日

 観光庁は、1月15日に軽井沢で発生したスキーバス事故転落事故に関して、募集型企画旅行を実施していたトップトラベルサービスについて、54日間の業務停止を命じる方針を明らかにした。3月18日に公開の聴聞を実施し、利害関係者の意見を徴収した上で、正式決定する。同社は東京都渋谷区に本社を置く第1種旅行業者。

 今回の事故で同社については、旅行業務取扱管理者が貸切バスを運行する事業者について把握していなかったことや、バスの行程変更などの際の連絡体制を確認してなかったことなどが明らかになっている。

 今回の事故でバスを運行していた東京都羽村市のイーエスピーについては、2月19日の聴聞を経て、一般貸切旅客自動車運送事業の事業許可取消処分がおこなわれたところ。なお、イーエスピーは3月7日付で、送迎バスなどが該当する特定旅客自動車運送事業の廃止を関東運輸局に届け出て、バス事業から全面撤退している。