英国、旅行見本市「ExploreGB」開催-ソーシャルメディアでプロモ強化

  • 2016年3月5日(土)

商談会の様子。商談会後、各国のバイヤーは観光庁主催のファム・トリップに参加する予定だ (リバプール発:特派 川合亮平) 英国政府観光庁はリバプールで3月3日と4日に、英国最大の旅行見本市「ExploreGB(エクスプロアー・ジー・ビー)2016」を開催し、1月から開始した3ヶ年の全世界的キャンペーン「#OMGB HOME OF AMAZING MOMENTS」の重要性を強調した。同キャンペーンはソーシャルメディアを活用して、消費者に英国の写真を投稿してもらうもの。2018年まで同庁の主力キャンペーンとなる予定だ。

 「フェーズ1」となる16年については、ハッシュタグ「#OMGB」をつけて英国の写真をソーシャルメディアへ投稿することを促進。トップダウンのピーアール活動ではなく、口コミでの盛り上がりをねらうという。

英国政府観光庁会長のクリストファー・ロドリゲス氏 本誌の取材に応えた同庁会長のクリストファー・ロドリゲス氏は、「ExploreGBを通じて一番伝えたいことは、『英国はロンドンだけでなく、ほかにも魅力のある場所がたくさんある』ということ。それは今年のテーマであり、今後も継続していく」と語った。

 同庁によると、14年に英国を訪問した海外からの旅行者数は前年比5%増で過去最高の3438万人。消費額は3%増の218億4900万ポンド(約3.5兆円)で、同じく過去最高となった。15年は現時点で、旅行者数は前年比2.5%増の3670万人、消費額は4.5%増の230億ポンド(約3.7兆円)を予想する。

英国政府観光庁マーケティング・ディレクターのジョス・クロフト氏 一方、15年1月から9月までの訪英日本人旅行者数(暫定値)は前年度比14%減の14万7000人、消費額は6%減の1億6900万ポンド(約270億円)となった。この結果に対して、ロドリゲス氏は「日本はオリンピック開催を控えて訪日旅行の魅力が増しており、日本人の旅行先としても国内を選ぶ人が増えていることが考えられる。現段階でこの数字を決定的な傾向と判断したくはない」とコメント。今後の戦略については「日本市場で良い動きがある、定年退職後の世代にフォーカスしていくことが1つの重要なポイントとなる」と語った。

 英国政府観光庁マーケティング・ディレクターのジョス・クロフト氏も「日本人旅行者数は減少しているが、我々にとって重要な市場であることに変わりはない」と強調。「湖水地方やコッツウォルズなど、日本市場が今でも非常に重要な位置を占める場所が複数あることも事実だ。我々は日本市場の傾向として、旅行業界の方々との取引が非常に大切だと考えており、ExploreGBのようなイベントはとても良い機会になると思っている」と述べた。

 今年のExploreGBには、英国とアイルランドのサプライヤー約300社が出展。バイヤーは40ヶ国から約300社以上の登録があり、日本からは旅行会社10社が参加した。

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