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クロアチア、東京事務所を閉鎖-8年間の活動で日本人倍増

  • 2016年1月5日

クロアチア政府観光局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ片山氏  クロアチア政府観光局は2015年12月31日付で、東京事務所を閉鎖した。同国政府の観光委員会の決定によるもので、今後の日本市場向けのプロモーション活動は、インターネットによる本国からの情報提供を中心にをおこなうという。08年1月に設立された東京事務所は、アジア地域では唯一の駐在員事務所だった。

 本誌の取材に応じた同観光局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏は、今後も日本を拠点として「何らかの形でクロアチアのプロモーションに携わる」との考えを示した。具体的には「地方の観光局などとのコラボレーション」や、貿易など他分野の事業などを視野に入れるという。在日外国観光局協議会(ANTOR-JAPAN)の会長職については、2016年末までの任期を全うする予定。

 同観光局によれば日本からクロアチアへの旅行者数は、14年には07年の倍以上となる17万6846人にまで増加。15年は減少が見込まれるものの、1月から11月までの累計で15万2900人を記録している。新たな連絡先は下記の通り。

▽クロアチア政府観光局、新たな連絡先
住所:Iblerov trg 10/IV, 10000 Zagreb, Croatia, EU
電話:+385(1)4699 300
FAX:+385(1)4557 827
メール:info@htz.hr