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主要49社、6月の海外旅行は11.9%減-単価は微減

  • 2015年8月23日

 観光庁が取りまとめた2015年6月の主要旅行会社49社(※)の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比11.9%減の1620億1212万円となった。観光庁によると、引き続き欧州方面の落ち込みが影響しているという。募集型企画旅行は取扱額が16.3%減の470億1513万円、取扱人数が15.7%減の21万824人となり、単価は0.7%減の22万3007円と微減した。

 企業別で見ると、取扱額最も高かったのはジェイティービー(JTB)グループ15社計で、12.4%減の333億8930万円。次いで、エイチ・アイ・エス(HIS)が12.6%減の233億7720万円、阪急交通社グループ3社計が14.9%減の204億6146万円と、上位3位は前月と同様の順位となった。

 前年からの伸び率では、エムオーツーリストが18.3%増の34億7634万円と最も伸長。2位はジェイティービービジネストラベルソリューションズで17.7%増の54億8985万円、3位はJTB西日本で14.9%増の42億6212万円となり、全体では計9社が前年から増加した。

 なお、国内旅行は6.0%増の3258億6626万円、外国人旅行は38.6%増の116億4131万円となり、合計は前年並みの4995億1969万円だった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※3月までは50社を対象としていたが、東武トラベルとトップツアーが15年4月1日に合併したことにより49社となった。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
6月単月