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キャセイ、香港空港のFクラスラウンジ刷新、無料の足マッサージも

  • 2015年6月23日

 キャセイパシフィック航空(CX)は6月19日、香港国際空港のラウンジ「ザ・ピア」のファーストクラスラウンジをリニューアルオープンした。ザ・ピアは旅客ターミナル北西コンコースの63番ゲート近くに位置。2013年10月末から改装のために閉鎖していた。

 新ラウンジは総座席数231席、総床面積2061平方メートル。ラウンジには個室の「デイ・スイート」を8室用意し、仮眠用ベッドや読書用の照明器具を配した。このほか、シャワー室を14室設けた。

ラウンジでは家具や照明にこだわり、家のリビングルームのような雰囲気を演出するよう心がけた  飲食施設としては、100人まで収容可能なダイニング・ルームを併設。バーやライブラリー、6台のiMacを備えたビジネススペースなども用意した。また、CXラウンジ初の取り組みとして、無料のフットマッサージを提供。特製のフレグランスも用意した。

 なお、ラウンジの設計はロンドンを拠点にしているデザイナーのイルゼ・クロフォード氏のスタジオを起用し、「コンテンポラリーな居住空間」をコンセプトに設定。天然石や石灰石、青銅などの資材を取り入れたほか、自然な雰囲気を出すため、観葉植物も多く設置した。