エイチ・アイ・エス（HIS）はこのほど、7月に初めてアジアでのプレシーズンマッチをおこなうドイツのプロサッカーチーム、ボルシア・ドルトムントのアジアツアーのパートナーを努めることを明らかにした。同チームには日本代表チームの香川真司選手が所属しており、HISは2014年12月に日本におけるパートナー契約を結んだところ。今回のアジアツアーについては、観戦ツアーを独占的に催行する。

　同チームは7月7日に等々力陸上競技場でJリーグ1部所属の川崎フロンターレ、9日にマレーシアのラーキンスタジアムでマレーシアスーパーリーグ所属のジョホール・ダルル・タクジムと、それぞれ試合を予定。HISは今年2月と4月に実施した「ボルシア・ドルトムント所属の日本人選手と面会できるツアー」を日本とマレーシアでも実施する予定で、5月末に販売を開始する。

　なお、マレーシアへのツアーでは、滞在先にはシンガポールを予定。HISのクアラルンプール支店とシンガポール支店が日本語による24時間サポートをおこなうという。

　同社によれば、ボルシア・ドルトムントなどが所属するブンデスリーガでの日本人選手の活躍により、今シーズンにサッカー観戦を目的としてドイツを訪問した旅行者は、前年比150％の伸びを示したという。