4月の訪日は177万人、4割増、出国者115万人を大きく上回る

 日本政府観光局(JNTO)によると、2015年4月の訪日外客数は前年比43.3%増の176万4700人となった。単月で170万人を超えるのはこれが初めてであるとともに、単月の最高記録を3ヶ月連続で更新した。JNTOでは、2014年第2四半期(2014年4月1日~6月30日)の累計が338万3955人であったのに対して、今年は1ヶ月でこの半数を超えたことを指摘し「非常に大きな数」と分析している。

 観光庁長官の久保成人氏は、5月20日の専門誌向け定例会見で「数年前までは夏にピークがある形であったが、長い間の関係者の努力が実って、桜の春と紅葉の秋にもピークができてきた」と分析。

 その上で、冬期も旧正月や春節、雪などにより多客期となりつつある中で、「ピークではない時期を上昇させることによって、より通年化する形を実現したい」と意欲を語った。

 一方、日本人出国者数は3.4%減の114万9000人で、昨年6月から11ヶ月連続の前年割れ。海外旅行にとってのショルダーシーズンとはいえ、訪日外客数と逆転しただけでなく60万人以上の差が付いた。