全日空、5年間の「STAR WARS プロジェクト」実施、特別塗装機を発表

  • 2015年4月19日

 全日空(NH)は2020年3月までの5年間、ウォルト・ディズニー・ジャパンと共同で「STAR WARS プロジェクト」を実施する。NHでは、訪日旅行者2000万人達成に向けた各方面の取り組みを踏まえ、国際線旅客事業を「成長のドライバー」と位置づけ、強化しているところ。映画「スター・ウォーズ」は1977年に第1作が公開されて以降、世界中の幅広い世代に親しまれているほか、今年は10年ぶりとなる新作が公開されることから、「グローバル市場と日本をつなぐ存在」としてタイアップし、NHブランドの認知度向上やLCCを含む他社との差別化をはかる。

 プロジェクトの第1弾として、4月16日には米国・アナハイムで開催されたファンイベント「STAR WARS CELEBRATION」で、特別塗装機のデザインを発表した。デザインはNHの機体と同様の配色の人気キャラクター「R2-D2」をモチーフにしたもので、使用機材はボーイングB787-9型機。同機は今秋には運航を開始するという。

 また、特別塗装機のイメージやプロジェクトの最新情報を紹介する特設サイトも開設した。今後は6月12日の成田/ヒューストン線の就航に向け、スター・ウォーズを活用したプロモーションをおこなう計画だ。

特別塗装機のデザイン