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主要50社、1月の海外旅行は3.9%減、ツアー単価は増加

  • 2015年3月23日

 観光庁が取りまとめた2015年1月の主要旅行会社50社の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比3.9%減の1381億3634万円となった。観光庁では旅行者の消費マインドが冷え込んでいるとの見方を示している。募集型企画旅行については、取扱額が6.9%減の458億5540万円、取扱人数は9.0%減の25万424人となり、単価は2.4%増の18万3111円となった。

 企業別で見ると、取扱額が最も高かったのはジェイティービー(JTB)グループ15社の合計値で、1.9%減の271億5737万円と前年を下回った。次いで、エイチ・アイ・エスが4.2%減の221億6294万円、阪急交通社が12.1%減の133億5385万円となった。

 伸び率では、JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT)が58.7%増の7891万円で1位。2位はi.JTBで22.7%増の15億6699万円、3位は日通旅行で19.9%増の27億5069万円と続き、全体では17社が前年より増加した。

 なお、国内旅行は1.6%増の2674億522万円、外国人旅行は45.9%増の65億805万円といずれも増加。総計は0.1%増の4120億4961万円で前年並みとなった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
1月単月