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JATA、若者トラベル研究会で無料マレーシア研修、10名限定

  • 2015年3月12日

 日本旅行業協会(JATA)は4月から9月まで、第3回の「若者トラベル研究会」を実施する。今年はマレーシア政府観光局の協力で、マレーシアでの海外研修を実施。グローバル教育研修プログラムとして提供する。参加費は無料だ。

 若者トラベル研究会はJATA会員で20代から30代前半の社員を対象としたもので、2013年から開始。JATA事務局長の越智良典氏によると、勉強以外にも若手社員のネットワークづくりとしても効果があがっているという。

 今年は「アジア大旅行時代における新しい旅行業のあり方(仮題)」をテーマに据えており、グローバルで活躍できる人材教育も目的の1つとした。マレーシアは観光大国で富裕層を始めイスラム圏の人々が数多く訪れており「マレーシアから学ぶことは多い」との考え。今後マレーシア側と共同でプログラムを作成していくという。

 研究会では4月から6月にかけてワークショップや合宿などを3回ほど実施。マレーシアでの海外研修は7月6日から11日を予定しており、その後8月に1回開催。9月25日のツーリズムEXPOジャパン最終日には発表会もおこなう。

 参加人数は10名を予定しており、1社1名限定。書類選考を実施する。対象は20代、30代の社員で、社歴5年から15年がめど。マレーシアでの海外研修と9月25日の発表会の参加が条件で、TOEIC600点程度からの英語力をめどにプログラムを設計する。申込締切は4月3日。