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ユナイテッド、空港ラウンジのサービス刷新、成田は改装

  • 2015年3月11日

午後の新軽食メニューの一例。作り立てのハマス、ギリシャ産オリーブ、赤パプリカのスライスなど ユナイテッド航空(UA)は2015年、世界49ヶ所の会員の空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」のサービスを刷新する。無料の軽食メニューを一新するほか、インテリアなどの大幅な改装を実施。成田空港のラウンジも改装する。

 新しい軽食メニューについては3月から、シカゴ・オヘア国際空港のラウンジを皮切りに導入。今秋を目途にヒューストン・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港やデンバー国際空港、ロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港などでも提供を開始し、年内には米国内外の全ラウンジへの導入を予定する。また、販売用の酒類のラインナップ変更や、販売用食事メニューの提供も試験的に開始する。

 改装については年内に、成田空港やオヘア空港、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港、香港国際空港などで実施。また、サンフランシスコ国際空港などにラウンジを新設する。アメニティやデザインコンセプトは、ロンドン・ヒースロー空港などの改装で採用したものを踏襲し、座席数も増やすという。

 そのほかUAでは、ラウンジスタッフのトレーニングに注力する考え。ホテルなどホスピタリティ業界の基準を参考にするという。