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「東武トップツアーズ」4月誕生へ、ロゴ決定、組織や商品改正も

 東武トラベルとトップツアーが4月1日付けで合併し、新たに「東武トップツアーズ」として歩みを始める。東武トラベルの親会社である東武鉄道は2013年夏にトップツアーを子会社化し、昨年9月24日に東武トラベルとトップツアーの合併を発表していた。存続会社はトップツアーで、本社は東京スカイツリーイーストタワーに置く。

 3月9日に発表した資料によると、合併の第一の目的は「両社の優れた特性と経営資源を融合させ、より効率的で専門性の高い21世紀の『グッドカンパニー』を創造し業界内で確固たる地位を築くとともに、収益基盤の確立」をめざすこと。

 加えて、東京スカイツリーなど東武グループが持つ経営資源とのシナジーを最大化してグループの全体最適に寄与することや、東武沿線の賑わい創出や地域振興への貢献も盛り込んだ。また、最大の財産と位置付ける人材を経営の根幹とし、顧客や取引先の幸福、従業員の生活向上の実現もめざす。

 経営理念は「“Warm Heart”~ありがとうの連鎖を~」で、新たに採用したロゴもこれを反映。「TOBU TOP TOURS」の頭文字である3つの「T」を組み合わせたものといい、顧客と取引先、社員の「ありがとう(Thanks)」の連鎖の意味も込めた。また、ロゴの中心には「人」の形も浮かぶようにし、「人が主人公・財産」のメッセージを表現した。

 なお、色は東武トラベル、トップツアー、東武グループのコーポレートカラーを用い、三者の融合を象徴化したという。

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