テーマ性の高い高付加価値商品で勝負、対象も明確化-ホールセール特集(2)

  • 2015年2月26日(木)

 今年の大手ホールセラーの期首商品では、海外旅行が落ち込む中、各社とも需要創出に向けた工夫を凝らしている。「高付加価値商品」への取り組みは継続し、さらにテーマ性に富んだ商品をラインアップしている。羽田の再国際化による国際線ネットワークの拡大から1年。羽田発コースもバラエティーを増やし、地方需要の取り込みもさらに強化していく傾向だ。


新シリーズ商品化、サービス、コースを拡充
付加価値で独自性打ち出す

JTBは「絶景」をキーワードにパンフレットを作成  JTBワールドバケーションズ(JTBWV)は、ルックJTBで新たに「世界の絶景」シリーズを商品化した。15年上期は絶景No.1からNo.25と特別編3種類の計28コースを商品化。同社取締役東日本販売本部長の青木哲朗氏は「JTBは常に企画性を追求していかなければならないが、(新商品は)今年の企画性の追求の一番」と自信を示した。このほか、注目デスティネーションとして南米とともにフランスをピックアップしているが、「テロの影響を注視していく必要がある」(青木氏)との懸念も示した。

 日本旅行は、ヨーロッパ方面で高価格帯の「ベストエクセレント」と求めやすい価格帯の「ベストBUY」の中間商品として、値ごろ感のある「感動のシンフォニーヨーロッパ」を新設。重点顧客層の熟年・シニア層への訴求力を高めていく。価格帯は「ベストBUY」よりも平均で約5万円程度高くとなる。また、創立110周年を記念した「HAPPYかえし」をテーマに、イタリア、オーストラリア、アメリカで企画性の高い商品を発売。今後は専用のパンフレットでの展開も視野に入れている。

 KNT個人は、商品造成体制を変更。これまで実施していた年2回の商品説明会については開催せず、基本的には夏期と冬期の需要を2本柱と捉えつつ、その間に造成する商品も重視していく方針だ。また、2014年に高付加価値型商品に絞った商品展開を進めたものの不調に終わったこともあり、今年は比較的リーズナブルな価格帯の商品も展開する。一方で、首都圏営業本部部長(海外担当)兼首都圏第1海外企画センター支店長の神谷新平氏は「過去のような料金合戦に戻る考えはない」と明言。軸足は引き続き高付加価値型商品に置く戦略だ。

 高付加価値商品については、ターゲットをクラブツーリーズムがメインとしている60歳代よりも若い50歳代に定める。また、引き続き提案型商品も強化。昨年から展開している初心者向けの「はじめて」シリーズについても、「少しずつ目ができている」と手応えを示し、今後はひとつのブランドとして確立していきたいと語った。方面ではヨーロッパを強化。特に添乗員なしで2名催行の個人旅行に注力し、現地の日本語係員がつく「観光つき周遊型個人旅行」のラインナップを拡充する。

 ANAハローツアーでは、「大人のゆとり旅」を拡充し、ヨーロッパ、アジアに加えてハワイ方面を新設。初めて出発前から滞在中、帰国日まで同一の専属コンシェルジュが参加者をサポートするサービスをつけた。ヨーロッパ方面ではコースを増やし全36コースに。ビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスの利用が多いことから、同クラス専用コースを11コースに拡充した。このほか、6月12日から全日空(NH)が新規就航する成田/ヒューストン線を利用したコースも用意した。

 ジャルパックは、添乗員(TC)付き商品で設定方面を拡充。今まで設定した欧米方面に加え、アジアや台湾、オセアニアでも新たに設定した。また、おひとり様や女性参加限定日も新たに設定した。さらに、14年度にブランド誕生50周年商品として好評だったコースの一部を15年度も更にブラッシュアップして継続する。このほか、業界初としてハワイや欧州の羽田発商品で、2名で通路を挟んだ座席が手配できるプランを用意した。「ひとつ先のスタンダードで付加価値の高い旅を追求していく」(代表取締役社長の二宮秀生氏)方針に変わりはない。

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