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フィリピン政府、燃油サーチャージ廃止で通達、各社が対応

  • 2015年1月11日

 フィリピン航空当局はこのほど、昨年夏からの世界的な原油価格の下落を受け、同国内で運航または同国に乗り入れする航空会社の燃油サーチャージを廃止することを決定した。関係各社へのヒアリングを経て決定したもので、昨年末には通達を発出している。

 通達の発出を受けてセブパシフィック航空(5J)は、1月9日予約分から国際線および国内線の燃油サーチャジを廃止すると発表。日本航空(JL)も1日から、フィリピン発の旅程のみ1月発券分の燃油サーチャージを廃止している。2月以降の発券分については追って決定する予定。

 なお、全日空(NH)は昨年12月26日に燃油サーチャージ額を更新し、日本/フィリピン線については1月発券分で6500円、2月および3月発券分では4000円を徴収する旨を発表しているが、1月9日時点で変更に関する発表はおこなっていない。