LCC3社の年末年始、座席、旅客増も予約率は減少-新興CRRは予約率増加

  • 2014年12月15日(月)

 ピーチ・アビエーション(MM)とジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)がこのほど発表した年末年始期間(2014年12月19日~2015年1月4日)の予約状況によると、3社合計の座席数は61万9920席、予約人数は36万3641人、予約率は58.7%となっている。会社別では3社とも昨年の予約率を下回った。

 MMは、国際線では座席数は前年比14.9%増の6万1200席、予約人数は12.8%増の4万9802席、利用率は1.5ポイント減の81.4%。MMによると期間を通じて好調に推移しており、特に香港、台湾線の調子が良い。前半は現地の連休の関係から海外発が、後半は日本発が好調で、既に満席に近い便もあるという。一方、国内線は座席数が23.5%増の16万6680席、予約人数が20.3%増の11万632席となり、利用率は1.8ポイント減の66.4%減。日並びの影響で予約状況に若干のバラつきが見られるとした。

 GKは国内線のみの運航で、座席数は51.9%増の32万5440席と前年を大きく上回ったが、予約人数は0.7%減の14万8960人と微減。予約率は24.2ポイント減の45.8%に留まった。ただし、GK広報部によると、LCCは間際予約が多いが、特にGKは他社よりもその傾向が強いといい、今後の積み増しに期待できるとの考えだ。

 JWは国際線が座席数が341.2%増の2万7000席、予約人数が319.1%増の2万3358人、予約率は4.6ポイント減の86.5%。国内線は座席数が214.2%増の3万9600席、予約人数が201.9%増の3万889人、予約率は3.2ポイント減の78.0%となっており、際内ともに予約率は3社の中で最も高かった。なお、JWは2013年12月20日から新規就航したため、前年比は13年12月20日から14年1月5日の予約状況と比較した参考値とする。

 一方、スカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、フジドリームエアラインズ(JH)、ソラシドエア(6J)、スターフライヤー(7G)の新興航空会社5社を見ると、5社とも予約率が前年を上回っている。予約率が最も高かったのはJHで、6.2ポイント増の69.9%。伸び率は6Jがトップで、7.6ポイント増。予約率も第2位の67.2%だ。座席数、予約人数では7Gが座席数を29.3%減と減らしたが、予約人数は25.5%減に留まった。その他4社は座席数、予約人数とともに前年を上回っている。


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