ツーリズムEXPOなど3イベント開幕、世界最大級めざす

  • 2014年9月25日(木)

(左から)UNWTOのリファイ氏、JNTOの松山氏、観光庁長官の久保氏、日観振の山口氏、JATAの田川氏  観光庁、日本政府観光局(JNTO)、日本観光振興協会(日観振)日本旅行業協会(JATA)は9月25日、ジャパン・トラベル・ウィークの共同記者会見を開催した。同期間には、ツーリズムEXPOジャパン、VISIT JAPANトラベルマート(VJTM)、VISIT JAPAN MICEマート(VJMM)が実施され、同日夜にはツーリズムEXPOジャパンの前夜祭も開催。観光庁長官の久保成人氏は「ベルリンのITB、ロンドンのWTMと並ぶ、世界最大規模の国際イベントをめざしたい」と意気込みを語った。

 日観振会長の山口範雄氏によると、ツーリズムEXPOジャパンには世界から151の国・地域と日本国内の全都道府県が参加。来場者は15万人を目標としているが「これをさらに発展させ、世界最大級のトラベルツーリズムトレードフェアに育てていきたい」考えだ。

 JATA会長の田川博己氏も「3分野で観光立国から観光大国として、成熟した豊かな社会を象徴する」世界最大級のイベントにしたいと意気込みを語った。海外、国内、訪日三位一体のイベントは「世界に類例がない」とし「日本が作り上げていくということで世界最大」と言及。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、認知を高めていく方針だ。「(来場者の)目標は15万人だが、20、30、40万人の規模になるまで頑張りたい」とした。

 その一方、「(世界最大級は)規模だけでなく質の問題もある」と指摘。加えて、社会的な認知をいかにして高めていくかも課題としてあげた。今後は国連世界観光機関(UNWTO)や太平洋アジア観光協会(PATA)との提携を深め、準備を進めるとともに、「オールジャパンで産業間の連携を進めつつ、名実ともに世界最大級の旅の祭典へ規模も内容も進化させていきたい」と語った。

同日、開幕イベントとしてJAPAN NIGHT 2014を国立博物館で開催。鏡開きがおこなわれた  UNWTO事務局長のタレブ・リファイ氏は「日本において観光産業を支えるための政治的な決意が(これほど)あるということは素晴らしい」と評価。2020年に向けて、関係各所に協力を求めていきたいと語った。

 JNTO理事長の松山良一氏は、VJTM、VJMMについて言及。今年は26地域から350社のバイヤー、12社の海外メディア、400社のセラーが参加しており、両イベント合わせて2日半で9000の商談が実施される。165人が日本各地をめぐる視察旅行にも参加するとし、「商談会やファムトリップを通じて、多くの訪日客、イベントやMICEを期待したい」と語った。

 2016年のツーリズムEXPOジャパンは9月24日から27日、東京ビッグサイトで開催予定。久保氏は「観光立国実現のためには、日本と世界の国際的な相互交流が不可欠」と、イベントの意義を強調。「来年も同様のフレームで引き続き開催していきたい」と語った。

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