観光庁、航空商談会「World Routes」に参加、地方国際路線充拡充めざす

  • 2014年9月21日

 観光庁は、9月20日から23日にかけて米国シカゴ市で開催される国際航空路線商談会「World Routes 2014」に参加する。世界各国の航空・観光関係者約3000人が参加するもので、訪日外国人旅行者の受入増に向け、地方空港の国際航空路線の拡充をめざす。

 商談会では、国土交通省航空局と国際線を受け入れられる空港を持つ道府県の協力を得て、オープンスカイ協定締結国の航空会社を中心に、地方空港路線の開設や増便などを働きかける。また、路線開設などにあわせた観光庁との共同広告や、ファムツアーの実施についても提案する。そのほか、ブースを設けて日本観光に関する情報も発信する。

 なお、昨年に参加した際の商談では中部/マニラ、クアラルンプール線の開設、台北/中部、宮崎線の増便、台北/花巻の連続チャーター便就航などが実現している。