全日空、羽田中心に路線網を調整-日本航空も国内線で増減便

  • 2014年8月20日

 全日空(NH)は2014年冬ダイヤで、羽田空港発着路線を中心に国内線と国内線のネットワークを変更する。羽田空港については、羽田/中部線に新規就航して国際線に接続するほか、需要動向に応じて那覇や岡山、石垣線を増便し、国際線の機材変更もおこなう。一方、成田/成都線は現行の週7便を、一部期間を除いて週4便に減便する。

 このうち、羽田/中部線については、羽田発を18時25分としソウル、ミュンヘン、ロンドン、フランクフルト、パリ線から乗り継ぎできるように設定。また、中部発は07時50分で、上海、ジャカルタ、パリ、シンガポール、バンコク、ロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、台北へ同日接続可能とした。


 また、日本航空(JL)も冬ダイヤで国内線の路線便数計画を変更。直近の需要動向に合わせたもので、羽田では出雲線と熊本線を増便。これに対して福岡発着では出雲、松山、宮崎、奄美大島を減便する。また、成田/那覇線は運休するが、国際線に乗り継ぐ顧客は、ジェットスター・ジャパン(GK)運航のコードシェア便を引き続き利用できるようにする。