バンヤンツリー、新ブランド「カッシーア」で初の日本開業へ

  • 2014年8月20日(水)

バンヤンツリー・ホールディングスエグゼクティブ・チェアマンのホー・クウォンピン氏  バンヤンツリー・ホールディングスのエグゼクティブ・チェアマンを務めるホー・クウォンピン氏は、8月20日に開催した記者説明会において、新たに立ち上げたサービスアパートメントの新ブランド「カッシーア」で、日本での開業を計画していることを明らかにした。実現すれば、同社がホテルなどの宿泊施設を日本で開業するのは初めてとなる。

 ホー氏はカッシーアについて、既にプーケット島やビンタン島、ゴールドコーストなど5軒のプロジェクトが進行していることを報告。あわせて、日本やニューヨーク、ブリスベンなどで7軒の開発計画を進めていると伝えた。日本についてはリゾート型施設となる場合は北海道や沖縄など、都市型施設となる場合は東京や大阪、京都などを候補地として考えているという。開業時期については明言しなかった。

 カッシーアはプールやスパ、バーなどを備える分譲型のサービスアパートメントで、1ベッドルームと2ベッドルームを販売。投資対象としても訴求しており、既にプーケット島では約70%、ビンタン島では約45%が初回の販売で売約されている。販売価格は日本円で1500万円程度から。なお、購入者が部屋を使用していない期間は、空き部屋を他の利用者に貸し出すことも可能で、その際はバンヤンツリーが使用料の一部を購入者に支払うという。

バンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツ日本支社マーケティング・ディレクターの古川哲也氏  バンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツ日本支社のマーケティング・ディレクターを務める古川哲也氏は、日本のカッシーアについては、立地が決定して契約が締結されれば、2年後を目途に開業できるとの見通しを示した。規模は200室から300室程度となる見込みで、日本人が主なターゲットとなる予想。なお、これまで日本では「バンヤンツリー」または「アンサナ」のブランドでホテル運営事業に参入することを検討していたものの、好ましい案件がなかったため、結果的に投資後の迅速な回収が見込めるカッシーナを開業することになったという。

 会見ではこのほか、ホー氏が今後のグループの事業展開について説明。現在、バンヤンツリーとアンサナの2ブランドで世界20ヶ国に36軒展開している宿泊施設を、2017年までにカッシーアも含めて66軒にまで拡大する計画を示した。現在のグループ売上高の8%から9%を占めている日本市場については、「非常に成熟しており、今後も重要な市場であり続ける」と評価した。

 

※訂正案内(編集部 2014年8月21日08時30分)
・訂正箇所:タイトルに誤りがありました。お詫びするとともに訂正いたします。

誤:バンヤンツリー、新ブランド「カッシーナ」で初の日本開業へ

正:バンヤンツリー、新ブランド「カッシーア」で初の日本開業へ

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