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JAL・ANA、夏の国際線予約は5.7%増、ハワイなど好調

  • 2014年8月3日

 日本航空(JL)と全日空(NH)が8月1日に発表した2014年お盆休み期間(2014年8月8日~8月17日)の予約状況で、2社合計の国際線予約人数は前年比5.7%増の49万4440人であった。座席数は8.0%増の57万3587席、予約率は1.8ポイント減の86.2%。

 企業別に見ると、予約人数、座席数ともに羽田で大幅に増便したNHが2桁の伸びを示した一方、JLは前年並み。ただし予約率はJLが上回っている。JLは予約人数が0.7%増の25万7418人、座席数が2.9%増の29万6737席で、予約率は1.9ポイント減の86.7%。NHは予約人数が11.8%増の23万7022人、座席数が14.0%増の27万6850席となり、予約率は1.7ポイント減の85.6%となっている。


 方面別の動向のうち予約数の伸び率では、JLはオセアニアが10.9%増と伸びたほか、米大陸が8.5%増、東南アジアが5.2%増、グアムが4.9%増と前年を上回った。NHは北米が27.7%増、欧州が27.3%増、アジアが12.6%増と2桁のプラス成長。

 また、方面別の予約率では、ハワイがJLで2.6ポイント増の94.9%、NHで3.6ポイント増の95.1%と好調。また、JLはグアムが94.1%、米大陸が93.1%、オセアニアが91.7%と90%を超えている。一方、NHは、発表している区分ではハワイ以外80%台。ただし、北米は5.8ポイント増の89.9%となった。