JTB、ジャルパックの独法人を譲受-独発需要の取り込み強化

  • 2014年6月9日

 ジェイティービー(JTB)は7月1日、日本航空(JL)グループから、ジャルパックのドイツ現地法人である「Jalpak International(Germany)GmbH」を譲受すると発表した。JTBのフランクフルト支店「JTB Germany GmbH」が譲受会社。取得額は非公表だ。

 JTBでは、経済規模が大きく、日系企業が多数進出しているドイツへの対応強化は、JTBグループのヨーロッパ戦略の重要課題と位置付けている。今までJTB Germany GmbHでは日本発旅行需要の受け入れを主に担当していた。今回の決定で、ジャルパックのドイツ現地法人が持つブランド力や、ドイツ現地の日系企業とのコネクション、MICEの営業力、訪日旅行の企画・販売ノウハウなどの強みを活かし、MICEや訪日旅行を中心にしたドイツ発旅行需要の更なる喚起と取り扱い拡大をめざす。

 Jalpak International(Germany)GmbHは1979年設立で、従業員数は44名。フランクフルトとデュッセルドルフに拠点を有している。JTBでは譲受によりドイツでのグループネットワーク強化をはかるとしており、7月以降、JTBのドイツ拠点として初めてデュッセルドルフが誕生することになる。

 JTBとJLグループはこれまでも海外の他地域で双方の事業拡大に向けた協力関係を構築してきたところ。JTBによると、例えば2011年1月にはミラノとアムステルダムで、JL現地法人の営業機能やその一部を譲り受けており、今回も両社の協力関係の更なる強化と事業拡大もはかっていくとしている。