トップインタビュー:楽天執行役員トラベル事業長の山本考伸氏

合併でグループ他社との協力強化
「宿泊プラスα」で体験素材の販売へ

  • 2014年6月5日(木)

-OTAの台頭や旅行会社のIT戦略強化などの流れがあるなか、他社との差別化についてどうお考えですか

山本 他社との競争の激化は当然の流れであり、今後、消費者が見比べて一番使いやすく、自分にあったサイトを使うようになっていくだろう。自分たちのユニークな押しは何かということが大切だ。我々の強みはITC。仕組みは真似ができても人のスキルは真似できない。そこをどんどん強めていく。

 今後は、旅行に行きたくなるようなコンテンツの造成をおこなっていきたいと考えている。目的地や旅行のテーマをプロモーションするようなサイトになりたい。ユーザーが今週末暇だからと、ぶらりとサイトに訪れるようなサービスをどう作っていくのか。プロモーションを展開しているが、勝ちのパターンはまだ見えていない。

 現在は、ITCが常にホテルと対話し、周辺の魅力的な場所を紹介するコンテンツを宿泊施設のページ内に掲載している。それを都市や温泉ごとなどに集約し、コンテンツベースで展開してきた強みを活かしていきたい。さらに、「日本一の朝ごはん」を投票で選ぶ「朝ごはんフェスティバル」など、テーマごとに魅力を訴える取り組みも引き続き継続していく。さらに、地方自治体と協力した地域振興も引き続き取り組み、面白い部分をコンテンツ化していきたい。

 また、楽天トラベルでは宿泊施設、航空券に加え、現地での移動手段としてのレンタカーまで手を伸ばしているが、現地で何をするかという情報サイトや予約サイトにどこまでなっていけるのかが、1つの大きな宿題だと思っている。今後はいちご狩りや遊覧船チケットなど、現地発の体験素材を集約して取り扱いたいと考えている。どこにニーズがあるのかを今見ているところだ。

 現地発の体験素材は、ダイナミックパッケージ(DP)で販売するか、パッケージツアー化して販売するかなど、販売方法は検討中だが、パッケージツアーの造成には旅行業法の制約も出てくる。我々は宿泊施設の単品予約が圧倒的に強いので、宿泊施設と体験素材の組み合わせで捉えていきたい。

 現地発の体験素材販売は、主に国内で展開していく。海外では、グアムや台湾で現地オプショナルツアーの代理販売もしているが、それはグアムが日本人の多い「進んだ市場」であるからだ。海外全体では、まずは宿泊予約ビジネスと日本からの航空券とホテルの組み合わせが基本にあると考えている。

-ありがとうございました

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