JTB田川氏、今後は「外交」担当、グループと業界発展めざす

  • 2014年4月27日(日)

JTB代表取締役社長の田川博己氏 ジェイティービー(JTB)代表取締役社長で6月に代表取締役会長へと就任する予定の田川博己氏は4月25日、記者会見の場で「私の役割は“外交”」になると語り、会長の職務として「世界との繋がりの中で、政治的、経済的、戦略的な関係を作っていく」方針を語った。

 また、田川氏はこうした活動が「結果的には行政や業界団体にもすべて影響する」とも言及。「JTBの役割はツーリズム産業におけるリーダーシップを取っていく」ことであるとし、「今後はそういうことを含めて、会長職として社長と二人三脚でJTBグループ、ひいては日本の観光産業全体に寄与していきたい」と意欲を示した。

 特に、目標として掲げるのは2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックを「オールジャパンでできるかどうか」。また、「単なる代理店的な旅行業」から「本来的な仕掛けをしていくような旅行業」への転換についても取り組んでいきたいという。

 なお、田川氏は3期6年の在任期間について、就任直後のリーマン・ショック発生と業績悪化、そこからの立ち直りと震災の経験、そして2013年3月の創業100周年といった節目を経験したとコメント。

 そうした中でも、「DMCや交流文化事業については、順調に進めてこられたのかなと思う」と語り、成長戦略と構造改革を同時並行で進めたことが「一番辛かった」ものの、「まだまだ十分ではないが、流れは間違いなくできた」と振り返った。

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